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【夏休み】新学期が始まる前にアタマジラミをチェックしよう

アタマジラミの話題
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二学期が始まる前にシラミをチェックしよう

夏休みは旅行やレジャー、お盆の帰省など遠方への人の行き来が活発になります。髪の毛から髪の毛へ、日ごろ短い距離を移動しているアタマジラミもこの時期の人の移動に伴い遠方から持ち込まれる可能性が高まります。

一人の子供の頭髪にアタマジラミがついていると、小さな子供の間では気づかない間に感染が広まり大規模な流行を引き起こすことがあります。長い休暇の後のこの時期のシラミ対策が学内流行の防止には重要になります。小学校や幼稚園、保育園に通う小さな子供がいる家庭では、新学期の前にシラミの感染確認を行いましょう。

シラミ感染のチェック方法

アタマジラミの成虫や幼虫は光を避け、人に発見されないように行動するため、髪を掻き分けても見つかりにくいものです。シラミのチェックにはまず卵を発見します。シラミの卵はゴマ粒よりも小さなものですが、新聞や雑誌などの小さな文字が読める程度の視力があれば肉眼でも確認することができます。必要があればルーペなどを使用してください(顕微鏡は必要ありません)。

明るい場所で、後頭部の髪を掻き分けて卵を探してください。耳の後方から反対の耳までの頭髪が発見しやすい箇所です。

卵の大きさは0.5mm程度、形は楕円形です。髪の毛にしっかりと産み付けられているので、払い落とそうとしても落ちません。爪でしっかりとつまみ髪の先端へスライドさせて取り除くことができます。フケやその他の付着物と見比べることができるので画像と比較して確認しましょう。

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シラミの卵を発見したら

アタマジラミの卵が産み付けられていたら、一時的にでも成虫のシラミが寄生していた証拠になります。卵の殻だけが付着していて成虫がすでに居なかったというケースもありますが、基本的には卵があれば成虫もいるとお考えください。シラミを発見したらすぐに駆除を開始します。

現在、効果が認められているシラミ駆除方法は主に駆除剤スミスリンによる方法と、シラミ用の梳き櫛を使用する方法の2種類です。スミスリンは使用方法が簡単で通常は駆除効果も高い薬品ですが、抵抗力を備えたシラミが確認されているのでご注意ください(国立感染症研究所の調査によれば5%程度)。

シラミ研ではスミスリンに併せて、抵抗性シラミの流行に対応した梳き櫛を使用したアタマジラミの駆除方法を推奨しています。

 

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