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【アタマジラミ】スミスリンより梳き櫛が優先!公的機関の駆除情報が次々と新しくなっています

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保健所を始め、市役所など公的機関の発するシラミ対策情報が見直されています。

 最近まで(現在も)多くの方が「最初にスミスリンシャンプー(駆除薬)」→「ダメなら皮膚科」→「そして梳き櫛」という流れでシラミを駆除してきました。これまで公的機関や皮膚科医が推奨してきた方法が主にこの方法によるものだったからです。

 新しく見直されているのはこの優先順位です。「第一に目の細かい櫛(シラミ用梳き櫛)」を推奨する公的機関が増えています。駆除剤は補助的に紹介されていたりします。まだまだ古い情報が掲載されているところもあるためお住まいの地域のサイトと見比べてみてはいかがでしょうか。

 アタマジラミが感染症や不潔なイメージから切り離され、容易に扱えるものだという理解が広まれば、不安やいじめ、偏見などシラミが社会で引き起こす様々な問題は解決できます。

スミスリンより梳き櫛を優先する

 スミスリンが問題なく機能していれば、旧来の方法でシラミの駆除は完了します。 しかし流行中のシラミが薬の効かない抵抗性シラミだった場合、旧来の方法では流行拡大のリスクを高めます。

 スミスリンによる駆除には1クール(2日おきに4回使用)10日間を要しますが、スミスリン無効なケースでは生きたシラミが感染力、繁殖能力を維持したまま頭髪に居残ってしまいます。この状態で通園・通学を続ければシラミは感染を広め続けるでしょう。 

 本来、スミスリンが有効であれば初日から感染に歯止めをかけることが可能です(幼虫・成虫は初回から駆除される)。ところが薬剤無効な抵抗性シラミに対しては、スミスリンを選択することによって初動が遅れ、逆にリスクを高めてしまう結果につながるのです。

 つい数年前までは、梳き櫛に関心を持っても梳き櫛だけでシラミを駆除しようという方は多くありませんでした。当サイトのようにシラミ用梳き櫛の有用性について紹介している個人や、優れた梳き櫛を販売するwebサイトはかねてから存在していましたが、駆除能力の信頼性という意味では、公的機関や医師による情報の前にかき消されていたように思います。

 日本では公的機関や皮膚科の医師でさえ互いに矛盾した情報を発することがあり、アタマジラミに困る一般の母親にとって大きな悩みの種となっていました。今、市役所や保健所などの信頼のおけるwebサイトが、第一に梳き櫛を推奨しはじめたことは大きな進歩に違いありません。 

シラミ用梳き櫛の駆除能力について

 シラミ専用の梳き櫛のみでアタマジラミを完全に駆除することができます。シラミの小さな幼虫や卵を取り残すことがない優れた製品を利用することで比較的簡単にシラミを解決することができます。

 信頼性の高いシラミ専用梳き櫛を2つ紹介します。

全米シラミ症協会開発 LiceMeister アタマジラミ用すき櫛
 全米シラミ症協会(National Pediculosis Association)が開発した ライスマイスター(LiceMeister) はシラミ対策にとても優秀な製品です。日本の民間調査団体の調査でも駆除性能が認められた信頼性の高い梳き櫛。保健所などで貸出用として採用されています。

  ≫≫ くせ毛にはライスマイスターが1番の理由!

ニットフリーコーム シラミ・卵駆除専用櫛
 日本で一番使われている梳き櫛の一つです。人気の製品なので、梳き櫛のみでシラミ駆除を行った体験談をレビューなどで見ることができます。どちらのクシを選択しても駆除可能です。

 様々なコームを使用してきましたが、当サイトでは使いやすいこの2つを推奨しています。もちろん、その他の製品でも成虫・幼虫・卵を残さず取り除くことができればシラミの駆除は可能です。

 具体的な梳きおろしの方法としては、頭皮から毛先まで全体をまんべんなく梳くことができればやりやすい方法でかまいません。大事なのはシラミと卵がなくなるまで繰り返し梳くことです。

 

頭しらみ(アタマジラミ)の卵を見つけたら

シラミの卵らしきツブツブを発見したら

nayamu

 はじめてお子さんの頭にシラミを見つけたらさぞかし驚かれると思います。「何か得体のしれない生き物がいる」繊細な女性の方の中にはショックで体調をくずしてしまう方もいらっしゃいますが、シラミはただの虫ですからまずは安心してください。

 シラミがつくのは不潔だからではなく、誰のせいでもありません。夏の蚊が家の中に飛び込んでくるように、たまたまお子様の髪の毛にシラミがやってきたとお考えください。

 アタマジラミの症状は主に痒みです。蚊のように血を吸うときに唾液を少し注入します。その成分が痒みを引き起こしますが、アタマジラミがバイキンやウイルスを運んで病気になることはありません。

 蚊とアタマジラミが違うのは髪の毛に住みついてしまって、そのままにしておいてもいなくなってくれないことです。

 シラミの卵を見つけたら、まずそれが本当にアタマジラミなのか確認しましょう。皮膚科や小児科に行けば診断してもらえますが、ネットなどで画像と見比べて区別のできる方は通う必要はありません。

 基本的に病院では治療することもなくご自分でシラミを退治することになります。お薬も処方箋を出していただくわけではなく自分で薬局やドラッグストアで購入することになります。

「アタマジラミの卵 画像」で検索してみましょう

シラミの卵

 シラミの卵は目の良い方なら目視できる大きさがあります。0.5mm程度と小さいものですが虫眼鏡を使えば形が確認できるサイズです。

 楕円形の特徴的な形で、産み付けられ方も一定ですからフケやホコリとの見分けは簡単につきます。中身のあるものと抜け殻とは少しルックスが違いますが、卵であることは見分けがつけられるユニークな形をしています。もし成虫や幼虫を発見することができれば合わせて画像を検索してみてください。

シラミが確認できたら駆除の準備です

 シラミの駆除方法としては梳き櫛とスミスリンシャンプーという駆除剤があります。どちらか一方を選べと言われれば迷わず「梳き櫛」を選ぶべきです。

 日本では30年以上も活躍してきたスミスリンですが、長年使われ続けると殺虫剤に強くなったゴキブリのように抵抗力をもつシラミが現れはじめます。欧米では蔓延状態の地域もありますが、最近では日本国内でもかなり目立ちはじめたようです。

 もちろん、旧来型のシラミには効果はバツグンですが、抵抗性シラミの存在を意識すれば駆除剤をメインにした駆除はおすすめできません。小さな子供にはなるべく薬品を使いたくないという母親のニーズもあり、梳き櫛だけでシラミを駆除される方が増えています。

シラミ用の梳き櫛を購入する

 シラミ用の梳き櫛にはたくさんの種類がありますが、日本でよく使われているものは2種類です。

 >> 梳き櫛を選ぶ

 どれを使っても最終的にシラミと卵を全て取り除ければ良いのですが、クセのある製品があります。最近ではほとんどないと思いますが、髪や頭皮を傷めるような製品は避けなくてはいけません。

全米シラミ症協会開発 LiceMeister アタマジラミ用すき櫛

  こちらを選んでしまえば間違いないのですが、少々お高いのでリーズナブルなニットフリーコームを使う方が多いようです。実際使い比べてみると、前者の方が使い勝手は良いので髪が太めで縮毛の強い子にはかなりオススメできます。

 良いシラミ専用梳き櫛は慣れてる方なら、ほぼ1~2日でシラミを全て取ってしまえるほど除去力は優秀です。

使い方はただ髪全体を梳くだけですが、少しコツを足すと効果的にシラミを除去することができます。

>> 梳き櫛の効果的な使い方

一番安全で、駆除剤よりもコストもかからない方法。薬を全く使わないで、シラミと卵だけを直接とってしまえる梳き櫛です。

どうぞお気軽にシラミ退治をお楽しみください。
と、言うほどアタマジラミ対策は気楽に考えてみてください。

少し手間がかかりますが、がんばりましょう!